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 今日、博士の孫という人がやってくる。
 その期待で胸が張り裂けそうだ。
 一体、どんな人物なのだろうか―――


 ー少年と少女たちの日々ー


 その少年は、予想していた時刻よりも早く屋敷に訪れた。
 簡単にDNA検査を終え、屋敷の中へと招待した。
 そこで、少年は一人の少女と出会う。急に逃げようとしたその少女の
 足首を捕まえ、理由を聞こうとしていたときに、違う少女が帰宅。
 暴行漢に間違われる。何とか誤解を解いた少年は地下室へと連れられ、
 これからの事を説明され、その夜。事件が起きる。
 数日後、隣町へ向かっていた少女達とも合流し、全員がそろう事となった。
 そして、その少年が本性を現すこととなったのだった………


 とある朝のこと。
 僕はいつもの様に起床。眠気まなこで台所に向かった。
 今日の朝もベーコンエッグとトーストでいいか、何て事を考えつつ適当に卵を取り出す。
「ひーくん、おはよーっ!」
 いつ見ても元気な少女、琴梨が起床。朝はいつも寝巻きなので、多少目のやり場にこまる。
「うんうん。今日もおいしそうだねっ!」
 目玉焼きの焼け具合を見て、嬉しそうに去っていった。
 朝食が完成。それを待っていたかの様に、全員が食卓に座っていた。
『いただきまーす』
 全員の声が重なる。ちょっとずつ料理の腕が上達していることに少し悲しくなりつつ、今日、このあと
どうするかを考えていた。
 今、全員が夏休みに突入しているのだ。昨日など、特にすることもなかったので一日ぐだーっとして
終わってしまった。堕落した日々を過ごしていくと、人格までもが堕落する。僕は幼い頃から祖父にそう教えられて来た。
 まあ、今でもそう思ってはいるのだが、実際にすることがなければ一日をそう使ってしまうことは仕方のない事だと
自分に言い聞かせる。この行為も3日に一回はしているような気がするが、考えないでおこう。
『ごちそうさまー』
 いつの間にか全員食べ終わっていた。もちろん、全員の中に自分も含まれている。
 ……味なんて覚えてないんだけど。
 さて、このままだと昨日と同じ日になってしまう。何とかしなければ。
「おやっ? ひーくん。もしかして、今日は暇かいっ?」
 片付けを終え、居間のソファーで座っていた僕に琴梨が話し掛けに来た。
「ああ、かなり暇だよ」
「じゃあさっ。ちょっと手伝ってくんないかなっ?」
「僕でいいのなら、喜んで手伝うよ」
 どうせ、することなど何もなかったのだし。
「おっけ。じゃあさっ、こっち来てっ!」
 と、いきなり腕を引っ張っていく琴梨。たまの一日くらい琴梨に引っ張りまわされるのも悪くはないな。
 そう思ったことをすぐに後悔する事になった。
 腕を引っ張られ、辿り着いた場所は琴梨の部屋だった。
「あのさー。今って夏休みじゃん? せっかくだからさっ、水着買ったんだよっ!で、どっちの方がいいか
 ちょっち見てくんないかなっ!」
「ああ、それ位ならお安い御用だよ」
「じゃ、ちょっと待っててっ!」
 そう言うと、琴梨は、僕の目の前で服を脱ぎ始めやがった。
「ちょ、琴梨!? せめて、僕が部屋を出てから着替え始めろ!」
「んー? 別にいいじゃんっ! 減るもんじゃ無しっ!」
 巴が聞いたら即に『減ります!!』なんて叫ぶんだろうな。
 何て事を考えている間にも目の前で琴梨の身体を覆う布の面積が減ってきた。
 あと、残すは下着のみ。
 ……って何僕も期待しているんだ。相手は年下。しかも同居人だぞ?
 ……今上げたのってさ、まったく抑止の効果を与えない要素ばっかりのような気もするけど。
「ま、ず、は〜っと。取り合えず、こっちだっ!」
 一人でそう言いつつ楽しそうに着替える琴梨の横で僕は一人悶々としていた。
 そんなことしている余裕があるなら部屋を出ればよかった、と気付くのはこの1時間後だったから仕方がない。
「じゃ〜ん! まずはこれだっ!」
 そう言って琴梨が着たのは、胸を強調するのに適しているビキニだった。
 琴梨は五人の中で一番胸が大きい。それは誰が見てもそう言うだろう。
 まあ、巴なら反論するかもしれないが、それはそれで置いておく事にする。
「どうかなっ? ひーくん。似合うかいっ?」
 いや、何て言うかさ。部屋の中で水着を見るっていうのは、変な感じというか。
 ……妙に興奮するっていうかさ。いやいや、だから何を考えてるんだよ、僕は。
「あ、ああ。よく似合ってるよ」
 そう返すのが精一杯だった。
「じゃ、次はこっちだっ」
 そう言ってまたこっちの事を考えずに水着を脱ぎだす琴梨。
 正直、もうどうでもよくなっていた。別に見せろ、と言っているわけでもなく、琴梨が勝手に目の前で脱ぎだしたのだ。
 僕は、悪くない。そう思うことにした。
「こいつはどうかなっ?」
 そんな考えをしている間に琴梨は着替え終わっていたようだ。
 ……しまった。どうせならきちんと見て置けばよかった。
 2着目の水着は、セパレーツタイプのトップで下半身にパレオを巻いたものだった。さっきとは違い、魅せる所は見せ、
隠すところは隠す。それが琴梨のスタイルの良さをさらに引き出していた。
「…………」
 少しの間、僕は琴梨の姿に見とれていた。
 その後も、一体何枚あるのかわからないほどの水着での、琴梨ファッションショーを堪能した。
 ……さっき、どっちにしようか、と聞いてきた筈だが。どうしてこんなにたくさんの水着があるんだろう。
「あ、水着がいっぱいあること変だと思ってるよねっ?」
「まあ、普通はそう思うと思うけど」
「あたしが買ったのは最初の2枚だけ。あとのはさっ、何故かここに置いてあったんだよっ!」
 それを勝手に拝借している、と。
「だってあたしの部屋にあるんだよっ? だったらさっ、別に着るくらいなら全く問題ないよっ!」
 そう言い切った琴梨の今の格好はスクール水着だった。
 いや、それはぺったんこの娘が着るものじゃないかな……
 例えば……そう、埜々香が着ると全く違和感がないだろう。
「あ、これで最後だっ。ん〜、結構たくさんあったなあっ!」
 それでも、琴梨が着るととても似合うのは何故なのか。
 ぺったんぺったんじゃないスクール水着もありなのか…。自然とそう言うことを思ってしまうくらいだ。
「そうだっ! ねえ、ひーくん! ここまで付き合ってくれたお礼にさっ!
 この中からひーくんが水着選んでよっ! 第三者の意見って言うのも聞きたかったしねっ!」
 ……僕が、選ぶ? この中から?
「うんっ。さ、どんと選んでよっ!」
 そうか、僕が選んでいいのか。なら、もう答えはとっくに決まってる。
「おっ、本当かいっ?」
「何もつけないで欲しいんだけど」
「ひーくん。思ってたよりも大胆だっ!!」
 よもや、僕がそんな事言うわけないと思っていたらしい。
 一応僕だって男だ。そりゃあ、小一時間目の前で水着ファッションショー(生着替え付き)を見せられたら
興奮だってしてしまう。むしろ、しない方が健全な男子学生ではないだろう。
「で、どうだ? いいのか、それともダメなのか?」
 そう言って琴梨をじーっと見つめる。僕は、本気だ。という意味で。
「流石にそれはダメだねっ。でも、こーんなサービスはするけどさっ」
 そう言っていつの間に着替えたのか、真っ黒なビキニ姿になっていた琴梨が僕の腕に抱きついてきた。
 ああ、腕に…甘美な柔らかい感触が……
「へへっ。大出血サービスだっ!」
 そう言うと、琴梨はさらに身体を摺り寄せてきた。
 今、琴梨の方を見ると、その豊満な乳房の谷間を普通に覗くことが出来る。
 うん、絶景かな絶景かな。
「どうだいっ? 満足したかなっ?」
 満面の笑顔で僕にそう聞きに来る琴梨。だけど、僕は……
「いや、まだまだだな」
「へっ?」
 琴梨は、何故に!? という言葉を表情に思いっきり出している。
 てっきり僕はこれ以上望まないとでも思っていたのだろう。
「目の前にさ、こんな魅惑の果実が二つもなっているんだ。それを無視できるとでも思っているのかい?」
 僕は、出来るだけやさしく琴梨にそう告げると、何の宣告もなしに彼女の胸を開いている方の手で揉みしだいた。
「うひゃあっ!? ひーくん! ちょっと!?」
 まさか、僕がいきなりこんな行動をするとは夢にも思わなかったのだろう。
 驚くだけでまったく抵抗はしてこなかった。
「うん。やっぱり最高の揉みごこちだ。こりゃあ癖になるかもしれないな」
「ひゃあっ、くすぐったいっ! やめてよっ、ひーくんっ!」
 ふふふ、心では嫌がっても身体はどうかな?
 何て一度言って見たかったんだ。普段使うような時なんてないしさ。
「だめっ! だめだってば、ひーくんっ!」
「ダメって、こういう事とか?」
「ひっ!?」
「さらには、こーんなことやあーんなことだって」
「ひ、ひーくんっ!?」
 そして、僕は、琴梨の最後の聖域へと踏みこm――――――ブゥン。

『ああっ!? 一体何をするんです!? というよりも誰ですか? こんな事したのは』
「おい、ガメ。お前こそ一体何をしていたんだ」
『何だ、秀明さんじゃないですか。よかった、あなたで。もし来ていたのが巴さんだったりしたら
 私はもうどうなっていたのかわかったもんじゃありませんよ。前だって…』
「こんなことを隠れてやっているからそんな目に会うんだ。で、本当に何をしていたんだ」
『今ですか? 動画データの鑑賞を行っていたんですが。ほら、琴梨さんのファッションショーあったでしょう?』
「ああ、確かに夏にやったな。だが、あれは確か居間でしなかったか? それに、二人きりじゃなかったし。
 第一、僕は琴梨にあんなことをした覚えはない」
『そんなもの、私の力があればいくらでも書き換えなんて出来ますよ。そこら辺のノーマルPC何かと比べないで下さい。
 ノーマルPCなんて静止画に加工するくらいで精一杯。それに比べて私は動画を加工する事が出来ます。
 もちろん、音声や風景。服装や行動までばっちりです。まあ、そのためのデータを収集しなくてはなりませんがね』
「もういい。解ったから。で、だ。そういう事はあまりしない方がいいぞ」
『どうしてです!? 私の数少ない楽しみを奪うと言うのですか!? 何なら私のコレクションを多少分けてあげても良いのですよ!』
「いや、結構だ。それに、自分が主演のビデオなんかを見る趣味はないんでね。それよりも、お前にお客だ」
『こんな時簡に一体誰ですか? まさか、埜之香さんあたりが眠れないから抱き枕として、なんていうことなら喜んでいきますが』
「そう、それは残念ですわね。用があるのはののではなくて私です」
『と、巴さん!?』
「あ〜。一つ言い忘れてたが、僕が来る前から巴はこの部屋の前にいたぞ」
「っ! ひ、ひ……ごほんっ! お孫さん! そんな事は別におっしゃらなくても結構です!」
「まあ、あとは任せた。やりすぎるなよ? 僕には修理なんて出来ないからな」
「見た目の割には十分頑丈ですから大丈夫です。さて、ガメニーデス? 準備の方はよろしくて?」
『…………』
 その日、ガメニーデスは廃棄処分寸前のところまで巴のおしかりを受けたとさ。
 
 なお、これは余談であるが、ガメニーデスの極秘データ(編集済み)は全員分きちんと
 用意されているとかいないとか。彼曰く、『日々の丹念の賜物です』だそうだ。


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